おかしなほしのはなし

とっ散らかっている。

文学フリマに関する告知またはインフォームド・コンセントと呼べそうなもの

竹中直人の持ちネタに「笑いながら怒る人」というのがあるけれども、文章を書いているときのぼくは大概あんな風で、あとになって考えてみるととてもとても気味が悪い。

 

 

笑いながら怒るぼくが書いた笑いながら怒っているような文章があり、それを捏ねくり回し、握り固め、一度燃やしてからドラゴンボールで再生させると一冊の本のようなものが出来上がりました。

f:id:mrtodie:20151121203245j:plain

表紙にはぼくの多重人格的であるとすら言える精神状態を絵にしたものをあしらいました。少し前に描いたものですが、四つの窓から顔をのぞかせるそれぞれの少年がとても愛くるしい。

本文の方は「手の込んだ愚痴」という感じなので、かわいらしい表紙とのギャップが堪りませんね。とりとめのない散文が計十一個。明るく朗らかな文章などただの一つもありません。

 

そんなわけで、来たる11月23日(月・祝)、文学フリマに出ます。

サークル名は「拾った帳面」、本の方は「ペギーラのポス」という名前です。

 

「手の込んだ愚痴」に過ぎないにも関わらず、価格の方は500円という、何と戦おうとしているのかわからない強気な設定。

ご用意数は30部ですが、これが驚くことに奇跡が起こってすべて捌けたとしても赤字です。愚痴を印刷して製本するととてもお金が掛かるということがわかりました。

 

会場となるのは東京流通センター

東京モノレールに乗って数駅行けば旧芝離宮恩賜公園もあるので、旧芝離宮恩賜公園にお出掛けのご予定がある方は、そのついでにお立ち寄りください。

芝離宮恩賜公園にお出掛けのご予定がない方は、無理を為さらなくて大丈夫です。

驚くことに奇跡が起こってすべて捌けたとしても赤字ですが、大丈夫ですので、大丈夫ですのでご安心ください。

 

奇しくも旧芝離宮恩賜公園にお出掛けのご予定があり、尚かつ文学フリマにも興味があるというという方がいらっしゃいましたら、是非ともお立寄ください。

ぼくは愚痴を本にしましたが、おもしろい本にもたくさん出会えるのではないかと思います。

 

第二十一回文学フリマ東京

開催日 :2015年11月23日(月・祝)

会場  :東京流通センター 第二展示場

    (東京モノレール流通センター駅」下車 徒歩1分)

開催時間:11:00〜17:00

 

出店サークル名:拾った帳面

ブース番号  :イー35

       (会場2階の奥、休憩スペースの近くなのでお得です)